カウンセリングや診察を通じ、
患者さまに合わせた治療プログラムを作成します。
こんなお悩みはありませんか?
- 口臭が気になる
- 口の中がネバネバする
- 歯肉が赤く腫れて押すと痛い
- 硬い物を噛むと痛い
- 歯がグラグラする
- 歯肉のラインが下がってきた
歯周病は無自覚のうちに重症化してしまうお口の疾患です。早めに気づいて適切な治療を受ければ、軽度のうちに改善できます。
気になる方はまずはお気軽にご相談ください。
ここが違う!当医院の歯周病治療
精密な診断と治療
院長をはじめ、歯周病治療の技術力とさまざまな症例を診てきた歯科医師が在籍しています。精密な診断と治療で、患者さまのお悩みを解消していきます。
オーダーメイドの歯周病治療プログラム
歯周病の原因は患者さまにより異なります。そのため、カウンセリングや診察を通じ、それぞれに合わせた治療プログラムを作成します。
歯を喪失するおそれがあるほど重症な場合、なるべくお口全体の健康を守るためのプログラムや、代替治療するためのプログラムをご提案します。そのほかの難症例にも対応していますので、あきらめずにぜひ一度ご相談ください。
歯周病の進行
歯肉には炎症が見られず、痛みや違和感もありません。歯と歯肉の間(歯周ポケット)は1~2mmのすき間があるだけです。
歯周ポケットに2~3mmのすき間が見られます。軽い歯肉炎を起こしており、周囲の組織にある歯垢を取り除く必要があります。
歯肉の炎症がひどくなり、歯周ポケットは3~5mmの深さに。歯周病菌が歯周組織に入り込み、歯槽骨や歯根膜が侵されはじめます。
歯周ポケットは4~7mmとなり、歯肉の炎症が拡大していきます。歯槽骨の破壊が進行することで、歯がぐらついてきます。
歯周ポケットは6mm以上にまでなります。こうなると歯槽骨は半分以上が破壊されており、歯もグラグラして安定しません。
歯周病の治療内容
歯周病検査(プローピングなど)
歯周病がどれくらい進行しているのかを確認するため、歯と歯肉の間にできたすき間(歯周ポケット)を調べます。プローブと呼ばれる目盛りの記された細い器具を歯周ポケットに差し込み、深さを測ります。
クリーニング・PMTC
当医院での専用器具を使ったクリーニング(PMTC)などによって、歯垢をしっかり除去。歯周病を未然に防ぎます。
染め出しによる清掃チェック・ブラッシング指導
歯周病予防はご家庭での適切なブラッシングがもっとも効果的ですが、磨きづらい箇所は歯垢が残ります。歯を染め出すことで歯垢だけを赤く染め、どこを磨き残しているかすぐに判明できます。スタッフがブラッシング指導を行ないますので、ホームケアをより充実させることができます。
カウンセリング・生活習慣の見直し
歯周病の原因は偏った食生活や生活リズムの乱れなどに起因する場合があります。カウンセリングで患者さまのお話をしっかり伺い、生活習慣に関するアドバイスをさせていただきます。
歯肉縁上の歯石除去(スケーリング)
歯石は歯垢が付着しやすいという性質があるので、歯周病予防のためには歯石を取り除かなければなりません。スケーリングは歯肉縁上(歯と歯肉の境目より上)についた歯石を除去する治療で、初期段階の歯周病であれば完治する場合もあります。
歯肉縁下の歯石除去(ルートプレーニング)
歯周病がある程度進行すると、歯根部に歯石が付着してしまいます。こうした歯周ポケットの奥についた歯石を取り除くのが、ルートプレーニングです。キュレットと呼ばれる専門器具を歯周ポケットに入れ、歯根部についた歯石を除去します。
歯周外科手術・歯周組織の再生療法
歯周組織が損傷するなど重い歯周病となってしまったら、組織を再生させるための処置をします。
再生療法はエムドゲイン法(歯周組織再生療法)やGTR法(歯周組織再生療法)といったものがあり、症状に合わせて行ないます。どちらも欠損した部分に歯肉が入り込まないようにし、組織の再生を促すための治療となります。
知ってますか?歯周病のリスク
日本人成人の8割がかかっている
歯周病は知らず知らずのうちに進行するため、歯周病であることに気づかず生活しているというケースがほとんどです。日本では、成人の約8割が歯周病にかかっているといわれています。
子供にも増えている
一般的に、歯周病は成人になってからかかる人が多いとされていましたが、近年は子供の間でも増加しています。生活習慣や食生活の変化によるものが原因のひとつだと考えられており、まさに歯周病は「現代病」または「国民病」ともいえる様相になっています。
悪化すると歯を失う
歯周病が進行すると、歯周病菌が歯根とその周辺組織にまで達します。歯周病菌は歯の土台である歯槽骨などを破壊するため、歯がグラグラして不安定になり、抜歯しなければならないケースも出てきます。歯周病は、歯を喪失するリスクがある病気だと考えなければなりません。
全身の疾患と密接に結びついている
歯周病菌は歯そのものだけでなく、動脈硬化へ至る物質を誘発して狭心症や心筋梗塞のリスクを高めます。また、歯周病は糖尿病の合併症のひとつともされており、全身疾患への影響も懸念されます。
悪化すると自然治癒はしない
医療は日進月歩で成長し、その結果、日本は長寿大国となっています。しかし、せっかく長生きしても、歯周病で歯肉の寿命が短くなってしまうと、食生活を以前のように楽しめなくなり、もしものときの介護生活にも影響が出ます。歯が健康なうちからしっかり予防し、楽しい老後に向けて準備しましょう。
歯周病は非常にポピュラーではありますが、悪化すると自然治癒できず、歯を失うかもしれない危険な疾患です。早めに気づき早期治療をすることで、進行を食い止められます。少しでも気になることがありましたら当医院へご相談ください。丁寧な診察とカウンセリングで、患者さまの状態を的確に説明いたします。